やる気研究所

やる気研究所 第二回「教えて!アルバイトの褒め方」

「人を褒めるって照れくさい…」「偉そうに人を褒められるほどの人間じゃないし…」「褒めたくても言い方が難しい…」
<br/ >

人を褒めることって意外と難しいものですよね。どんな風に褒めれば、アルバイトさんのやる気につなげられるのか。

 

そんな飲食店によくある悩みを抱えた店長、吾郷豪(あごう・ごう)が「やる気」のプロに“解決のヒント”を聞きにやって来ました。

 

向かった先は、日本初「やる気」を科学する、東京未来大学モチベーション行動科学部の学部長、角山剛(かくやま・たかし)先生の研究所です。

 

褒めコトバは、相手へのメッセージ。

 

店長 がんばってくれているアルバイトさんを見ると、心の中では「偉いなぁ」と思うんですけど、なかなか口に出して褒められないんです。

 

先生 性格がシャイなのでしょうか。もしかするとアルバイトさんから「気難しい店長」と思われているかもしれませんね。

 

店長 そうなんです。かといって、急にハイテンションの明るい店長になるのもおかしいですし。

 

先生 ムリすることはありません。ぼそっとでもいいから「よくやっているね、短期間でなかなかここまでできないよ」と素直に声をかけてあげてください。がんばりをちゃんと見ているよ、ということを示すだけでアルバイトさんもますますやる気になってくれるはずですよ。

 

自信があれば、相手のことも認められる。

 

店長 ぼそっとでもいいんですね。それならできそうな気がします。ただ、もうひとつ問題があって。

 

先生 なんでしょう。

 

店長 気のせいかもしれませんが、アルバイトさんたちから見下されているような気がして、素直に褒められないんです。

 

先生 なるほど、店長さん自身が自分に自信を持てないんですね。役職につくと「本当に自分でいいんだろうか」と思ってしまう人は多いです。

 

だけど、考えてみてください。店長になれたのは、人より優れたところがあるからです。一度、自分のいいところを書き出してみてはいかがでしょうか。自分のいいところを認められるようになれば、アルバイトさんのいいところも自然と認められるようになりますよ。

 

店長 そう考えてみると、飲食店での経験だったら、お店の中で私が一番のベテランです。

 

先生 そうやってすこしずつ自信の種を見つけていってください。

 

がんばり方をアドバイスしよう。

 

店長 ありがとうございます。なんだかアルバイトさんのことも褒められる気がしてきました。

 

先生 いいですね。褒めることでアルバイトさんのやる気を上げられたら、次は「どうがんばればいいのか」を具体的にアドバイスしてあげてください。

 

店長 どういうことですか?

 

先生 例えば、「接客の笑顔がいいね」と褒めてあげることで接客へのやる気が高まっているアルバイトさんがいたら、次は「声のトーンをもうすこし上げてみたら? お客様にもっと気分よくなってもらえるよ」とアドバイスしてみるとか。

 

店長 なるほど、ありがとうございます。先生のアドバイスのお陰で、私のやる気も上がってきました。

 

先生 店長さんもがんばってくださいね。

 

 

ひとくち_03
~アルバイトへの褒め方編~

褒めコトバは、相手へのメッセージ。

自信があれば、相手のことも認められる。

がんばり方をアドバイスしよう。

ひとせん_03

 

角山剛先生

角山剛(かくやま・たかし)先生

東京未来大学 モチベーション行動科学部 学部長
モチベーション研究所所長

<東京未来大学 モチベーション行動科学科とは>

心理学をベースに、人のやる気「モチベーション」の生み出し方を研究する日本初の学部。企業や地域の協力のもと、組織やチームの中で、いかに目標に向かってメンバーの心に火をつけるかを実践的に学びます。通信教育課程では、多くの社会人学び、リーダーとしての資質を磨いています。

 

吾郷豪

吾郷豪(あごう・ごう)

リクルートジョブズが運営する、店長応援サイト『店長AGOGO』のキャラクター。世の中の悩める店長さんに代わって角山先生にお困りごとや疑問を投げかけます。

年齢:30歳

仕事:東京都にある居酒屋の店長。店長歴3年目。

休日の過ごし方:寝る、スマホゲーム、SNS

最近の悩み:アルバイトの学生とのジェネレーションギャップ

このエントリーをはてなブックマークに追加