失敗しない留学生アルバイト採用~プロローグ編~

失敗しない留学生アルバイト採用~採用をはじめる前に知っておきたい2つのこと~

「留学生を採用してみたいけれど、わからないことが多くて…」とせっかくの意志はあるものの、躊躇している店長さんもいらっしゃるかもしれません。

 

実際、2006年から2016年までの10年間で、日本の18歳は約60万人減少しており、働き手として期待のかかる日本の若者人口はどんどん減ってきています。

 

一方で、アジアを中心に留学生の数が増えていることはご存知ですか? 2015年5月時点の留学生の数は約20万人。前年と比較すると、約10%アップしています。

 

なぜ増え続けているのか。これには、国を挙げての留学生施策「留学生30万人計画」が関わっているようで、日本政府は2020年までに留学生の数を30万人にしようと、日本の大学のグローバル化などさまざまな取り組みをおこなっています。

 

となると、今後も留学生の数は増えていきそうですよね。

 

留学生のなかには、卒業後も日本企業での就業を考える学生さんも多く、学生アルバイト同様にうまく活用すれば素晴らしい戦力になります。

 

ただし、留学生の採用にはルールが決められているため、お店のルールや、店長さんの経験だけで採用を進めると、取り返しのつかない事態になりかねません。

 

以前こちらの記事でも、留学生を雇用する際のいくつかの法的な決まりについて触れましたが、これから数回にわたって、具体的な採用フローで気をつけるべきポイントをご紹介します。

 

なにからはじめたらいいかわからないという店長さん、イチから一緒に学んでいきましょう!

 

1.「不法就労 助長罪」に問われることも!? 働くための必要資格をしっかりチェック!

 

留学生に限らず、外国籍の方が日本で働けるかどうかは、一人ひとりの在留資格によって条件が異なります。採用する際は、「不法就労活動」を助長することにならないよう、働いてもいい在留資格をもっているか確認するようにしましょう。

 

【採用フロー】

事前準備 → 募集受付 → 選考 → 合否通知 → 採用 → 配属活用

 

特に、募集受付時には「在留資格」「在留期間」を、採用時には「資格外活動許可」を必ず確認するようにしましょう(詳しくは今後ご紹介していきますね)。

 

意図的に不法就労を助長するような行為をおこなった場合は、処罰の対象になってしまうので注意が必要です。

 

2.国籍による差別は禁じられています!

 

日本で働く限り、外国籍の方も日本人と同じ条件で働く権利があります。休日の設定や給与の振込なども同様です。単に外国籍という理由で不採用にすることも禁じられています。

 

厚生労働省の「外国人労働者の雇用・労働条件に関する指針」を参考にしながら、外国人労働者に合う労働条件を考えていきましょう。

 

留学生を採用する場合も、日本人を採用する場合と基本的な部分は同じです。ただし、知らなかったではすまされない法的規制があるのも事実。大事なのはそれらのポイントをきちんと確認しながら進めていくこと。

 

正しい知識をもって留学生採用に取り組めば、いい人材を確保するチャンスがぐっと広がります。

 

次回以降も、留学生の採用フローと注意点をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

■知らなかったではすまされない。留学生の雇用に関する法律をチェック!
https://www.tencho-a55.jp/2016/01/351/

 

■厚生労働省「外国人労働者の雇用・労働条件に関する指針」はこちら

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11.html

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