失敗しない留学生採用アルバイト採用 ~勤務スタート編

失敗しない留学生アルバイト採用 ~勤務スタート編~

4回にわたってお届けしてきた留学生アルバイト採用のノウハウシリーズも今回が最終回。

 

晴れて留学生を迎えることになったら、そのあとはどんな手続きが必要? 給与の支払い方法は? 税金は? 保険は?

 

採用活動を終えたあとも、勤務開始にあたり確認しておきたいことはたくさんありますよね。今回は、勤務前におさえておきたいポイントをまとめました。

 

気になる疑問をスッキリさせて、初日に備えましょう。

 

留学生は週28時間以内、と覚えて!

 

シフトを組む際に気をつけたいのが、労働時間の規制です。

 

留学生は週28時間以内が原則。本人の希望があったとしても、これを超えて働くことはできません。

 

月単位でシフトを組む店長さんは、留学生の週ごとの労働時間をチェックするようにしましょう。

 

給与や保険の適用は、日本人と同じ!

 

給与や保険については、日本人と変わりません。

 

給与は、決められた支払い日に現金の手渡しや振込などで支払いましょう。支払い方法は本人と相談の上、決めてOKです。

 

ちなみに、留学生も銀行口座をつくることができます。銀行によってすこしずつ手続き方法は違いますが、在留カードや居住確認ができるものなど、必要書類を提出すれば開設できるようです。

 

また、労災、雇用、健康、厚生年金の社会保険についても、同様です。

 

社会保険が適用されている事業所は、日本人と同じように手続きをおこなってください。

 

源泉徴収も必要です。

 

留学生であっても、給与を支払う場合は所得税の源泉徴収をおこなう必要があります。

 

課税範囲は「居住者」か「非居住者」かによって異なるので、採用した留学生はどちらに当てはまるのか、以下を参考に確認してください。

 

「居住者」とは?

 

①国内に住所を有する者、または②国内に居所を有する期間が現在まで引き続いて1年以上ある者。

 

留学生の場合、1年以上滞在する予定の人は、入国後すぐに「居住者」として推定を受けることになっています。

 

「非居住者」とは?

 

居住者以外の者を言い、①国内に住所及び居所を有しない者、または②国内に住所を有せず、かつ、居所を有する期間が現在まで引き続いて1年未満である者。

 

住所を持たない留学生で、半年の短期留学など滞在予定が1年未満になる人はこちらですね。

 

よくわからない場合は、社労士さんや所轄税務署に相談しましょう。

 

また、国税庁のサイトも参考にしてみてくださいね。

 

■非居住者等に対する源泉徴収のしくみ

https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2885.htm

 

■パートやアルバイトの源泉徴収

https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2514.htm

 

在留期限を守りましょう。

 

入社の際に確認した在留期限を超えて勤務させた場合、不法就労になってしまします。

 

意図的にこれを助長した場合は、処罰の対象になりますので要注意です。

 

あらかじめスケジュールにチェックをしておくなど、うっかり忘れてしまわないように注意しましょう。

 

ハローワークへの届出を忘れずに!

 

最後にもう1点。外国籍の方を採用した事業所は、すべてハローワークへの届出が義務づけられています。

 

届出を忘れてしまった場合は、罰金を科せられる可能性があります。

 

詳しくは、厚生労働省のサイトを確認してみてくださいね!

 

個別に相談したい場合は、ハローワークや厚生労働省の相談窓口に問い合わせてみるのもひとつです。困ったときは抱え込まず、問い合わせてみましょう。

 

ますます増えるとみられる外国人観光客への対応など、留学生に期待できることはたくさんあります。みなさんも、ぜひ留学生の採用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

■厚生労働省ホームページはこちら

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/gaikokujin/todokede/index.html

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