
これだけ押さえればOK! アルバイト退職時の手続きをチェックしよう
アルバイトやパートさんとは、一緒に働いている時はもちろん、できれば退職してからもいい関係でいたいものですよね。退職時の手続きはそのためにもとても大切。誤りやモレがないよう、しっかりチェックしましょう。
退職時にやるべき3つのこと
1.返却してもらおう
- 健康保険証
- 身分証明書や社員証
- 入館証
- 名刺
- 会社が支給した通勤定期等
返却義務があるにもかかわらず返してもらえない場合は、代金を請求することも可能ですが、本人の了承なしに勝手に給料や退職金から天引きするのはNGです。
2.退職者に交付しよう
- 離職票
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
<忘れずチェック>
退職証明書を請求されたら、下記の5つのうち、退職者が求める事項を記載して渡すようにしましょう。
①雇用期間
②本人の従事した業務の種類
③その事業所における本人の地位
④本人の賃金
⑤退職の事由(解雇の場合はその理由)
本人から要望があったもの以外を記載することはできないので、気をつけてくださいね。
3.手続きを進めよう
- 社会保険
→退職日から5日以内に、資格喪失届の手続きをしましょう。
- 雇用保険
→退職した翌日から10日以内に雇用保険被保険者喪失届の手続きをしましょう。
- 給与・退職金の支払い
→退職者から請求があった場合は7日以内に賃金を支払い、保証金や積立金なども本人に返さなければなりません。退職金については、就業規則等で決められた期限内に支払えばOKです。
いかがでしたか?
従業員と良好な関係を続けていくには、こうした手続きを怠らないことが不可欠です。今後、新しく人を迎える時、あるいは仲間が職場を去る時、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
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