
店長こんなときどうする? Vol.4 迷惑な宴会あるある話
大人数の宴会予約。
ゆっくりと食事を味わって、くつろいだ時間を過ごしてもらいたい。
との願いも束の間、お酒が入ると次第に盛り上がりがエスカレートしていって…
ただでさえ、団体の対応をするのに精一杯なのに、他のお客様からもクレームが・・・。
さて、ここでは迷惑な宴会の事例をご紹介しましょう。
みんなでやれば怖くない?禁止行為の横行
お店にとって一番してほしくないのが、他のお客様の迷惑にかかる行為。
「裸になって、歌い出して、騒ぎまくる」というのはその一つ。
時代が変わってもよくある光景です。宴会といえども、節度を守ってほしいものです。
さて、ここからは実際の店員や店長の声。
「持ち込み禁止なのに、誰かがプレゼントでもらったワインを飲み回すとか。持ち込んだ食べ物をテーブルに広げているケースもあります」(居酒屋アルバイト)
「飲み放題だからといって、じゃんじゃん注文して残しまくる。残ったらお金がかかるといって、洗面所などに流していたということも」(同上)
「時間になっても、なかなか帰らないのが困ります!次の予約が入っていると言っても、幹事さんも『あとちょっとだから…』と言って引き延ばす。片づけの時間がなくなるんですよ!」(和食店アルバイト)
「宴会が終わったのにいつまでもお店の前でたむろしている団体。もうお会計が済んでいるのに。通行人の方が嫌そうに店を見ているんです」(焼き鳥店アルバイト)
他に、「余興で使ったものをそのまま放置する」「片づけをしていたら、飲み物をこぼしまくっていて、掘りゴタツの床がびしょびしょ」なんて声もありました。
店長の悩みは他にもあるようで・・・
「迷惑なのは当日のドタキャン。人数の増減ならまだしも、予約自体がなくなることも。仕入れの問題もあるし、何よりも売上が見込めない」(和食店店長)
人数が多い場合は、前日に確認電話を入れることもあるそう。いやはや、大変です。
迷惑行為は大人だけじゃない
お互い家族連れの宴会になると、騒ぐのは大人ではなくて子どもなんてことも。
「大人たちは普通にお酒を飲んでいるんですが、問題は一緒に連れてきた子どもたち。店内をあちこち走り回っていたので親に注意したところ、最初は言い聞かせていたんですが、また走り回る。もう一度親に言ったら逆ギレされました」(和食店店長)
そんな時店長はどう対処したの?
「子どもに直接言いましたね。『危ないから走るのはやめようね』って。そして、オレンジジュースをプレゼントしました。その後は大人しくしていましたよ。ただ、子どもにずっと見られていましたけど(笑)」(同上)
子どもといえども、お店のお客様。注意する時はちゃんと注意する。それがお互いに気持ちよくなれるコツなのかもしれませんね。
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