ナマ声 店長2

店長が語る 「お客さんに言われて嬉しかった一言」

飲食店を営む中で、日々たくさんのお客様に出会うと思います。

 

お客様には、時には厳しいクレームや意見をいただくこともあるかもしれませんが、「店長をやっていてよかった!」

「だから飲食店はやめられない!」と思えるような、嬉しい一言にも出会うはずです。

今回は、店長さんたちが経験した、そんな「最高の一言」を集めてみました。


 

うちは忙しい時間帯でも、スタッフには余裕のある接客を心掛けてもらっています。よくランチを食べに来てくださるビジネスマンのお客様がいて、特にいつも会話を交わしているわけではないのですが、レジでお釣りを受け取る際に、ぼそっと「うちの娘もここでバイトさせたいね」と言ってくださって、それがすごく心に残っています。

(N・K@フレンチレストラン店長)

子どもを働かせたい店舗だなんて、よほど良い空気が流れていたのでしょう。最高の褒め言葉かも。
嬉しかった一言 1

 

初めて一人で来店されたお客様が、最初「1杯だけ飲みます」と日本酒をオーダー。結局4杯ほど飲んで、「こんなに長居をするつもりじゃなかったんだけどな」と笑顔で帰っていき、そのすぐ2日後に友人の方を連れて再訪してくださったのは嬉しかったです。なんでも、「料理と酒を出すタイミングと、バイトの子の笑顔が最高だった」とか。ありがたい言葉です。

(T@居酒屋店長)

お店全体から、お客様をもてなす雰囲気が漂っていたのでしょうね。即再訪は嬉しいですね。

 

 

「これまで家の手伝いなんかしなかった娘が、今は時々、家でごはんを作ってくれる。ここでバイトを始めてから、料理に興味を持ち始めたみたいで」と、アルバイトスタッフのお母様からお礼を言われた時はぐっときました。と同時に、まだ若いアルバイトの子を雇うということの責任も実感しました。

(J@カフェ店長)

バイト経験が、その後の人生を変えることは大いにあるわけで、スタッフがポジティブな気持ちで働ける飲食店は素晴らしいと思います。

 

 

うちの店では、ドリンクのグラスにかなりこだわっていて、飲み物の種類によって細かく使い分けています。もちろん洗い方や拭き方にも気を遣っています。なので、お客様に「このお店で飲むビールってなんでこんなに美味しいの」と聞かれると、思わずガッツポーズしたくなります。

(H・T@イタリアンカフェ)

こだわっているポイントが、しっかり結果に結びついて、お客様がそこに反応してくれる。この好循環、嬉しいですよね。

 

 

もう4年くらい通ってくれている常連さんが結婚されることになり、「二次会をぜひこのお店でやりたい」と言ってくださったことがとても嬉しかったです。別にオシャレなレストランでもないし、これまで二次会に対応したこともなかったのですが、その常連さんに、この店を愛してもらっていることがわかって、当日はいつにもまして一生懸命、料理を作りました。

(K@カフェ店長)

お店がお客様の人生の一部であるということですよね。そう思っていただけるのは、店長さんやスタッフの努力があってこそ、ですね。

 

 

転勤で引っ越してしまうという常連さん。僕もそのお客様に会えなくなってしまうのは寂しい限りだったのですが、引っ越しの前日に来店してくださって、もうそんなに頻繁に来ることはできないだろうに、最後に新規の焼酎ボトルを入れて行かれました。「帰ってきた時には真っ先にこの店に来るよ」の言葉に、スタッフ一同、思わず涙がこぼれてしまいました。

(O・M@居酒屋店長)

遠く離れてしまっても、いつまでも忘れずにいてくれるお客様。飲食店って、つくづく人と人とのめぐり逢いだなと思います。
嬉しかった一言 2

 

 

「明日もし地球が滅亡するなら、俺は最後にこの店のハンバーグを食う」と言ってくださったお客様。ハンバーグは、僕と料理長、そしてスタッフみんなで2年の歳月をかけて味を決めた自信作でもあるので、すぐにその言葉を料理長とスタッフたちに伝えました。

(F・Gさん@洋食店店長)

究極の発言(笑)。お店の看板メニューがここまで愛されていることを、すぐにスタッフにも共有する店長さん、素晴らしい。

 

 

初めて来店したお客様が、ランチを食べ終わった後、「すごく美味しくて、居心地がよかったので、SNSで店名を出して、友達に紹介してもいいですか?」と言ってくれた時は嬉しかったです。そうやって一言告げてくださるお客さんの心遣いにも、心が温かくなりました。

(K・Y@中華料理店店長)

お店の居心地の良さが、お客様の心も穏やかにしているのかもしれません。やはり飲食店は接客とお店の雰囲気も大切なんですね。

 

 

何度も来店してくださっているお客様が、ある日、私が不在の時に店を訪れていたようで、その後「店長さんがいない時も、お店はすごくいい雰囲気だったよ」って言ってくれたこと。スタッフたちの成長を感じました。

(S・T@イタリアンレストラン店長)

店長不在の時でも、スタッフたちがしっかりお店をまわしていてくれるなんて、店長さんの思いがしっかりみんなに届いている証拠ですよね。

 

 

常連さんが言ってくださった「この店は、自分が本当に好きな人たちにしか教えたくないんだよね」という言葉は、飲食店冥利に尽きますね。アルバイターや社員スタッフが、手抜きのない調理や接客をしてくれているからだと思います。自分はそこに誇りを感じています。

(U@焼き鳥店店長)

信頼できるお客様が、大事なお客様を連れてきたくなるお店。店長さんのスタッフに対する感謝の気持ちがあるからこそ、かもしれません。

 

 

<今日の一言>

「愛されるお店は店長ひとりでは作れない」

 

こうして店長さんたちの経験を読んでいると、やはり、店長さんの思いがスタッフに届いているからこそ、料理も接客も雰囲気も、お客様に「心地よい」と思っていただけて、「また来たい」という気持ちにつながるのだということがわかります。

どれだけスタッフたちがポジティブな気持ちで働けているか。良いお店はみんなで作り上げていくものなのだと改めて考えさせられました。

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