プロフェッショナルの道具 鍋編

プロフェッショナルの道具 ~阿佐ヶ谷『大衆割烹 和田屋』~

道具。

 

それは、見た目や機能性を追求してつくられた芸術品ともいえます。

ここでは、それぞれのお店の店長さんのこだわりの道具をご紹介いたします。

 

阿佐ヶ谷『大衆割烹 和田屋』の大将の道具

 

故郷を遠く離れ、東京で生活を営む人々にとって、「おふくろの味」を口にすることはなかなか難しいことだろう。

味噌汁やきんぴらごぼうなど、何気ない料理こそが、なによりのご馳走だと感じる人も少なくないはずだ。

 

今回、「見習い店長さんたろうの聖地巡礼」企画にご協力いただいた、

杉並区阿佐ヶ谷に店を構える『大衆割烹 和田屋』の大将、高橋敏則(たかはし・としのり)さんのこだわりの道具は、

開業以来使いつづけている鉄鍋だ。

 

38年間使いつづけてきた鍋だからね。

これできんぴらごぼうや筑前煮、いろんな煮物を作ってきたよ。

このあたりで一人暮らしをしている若い子も、煮物を食べによく来てくれるよ。

懐かしいって言いながらね

 

昭和54年の開業以来、休むことなくおふくろの味を煮込みつづけてきた鉄鍋。

大将とおかみさん、2人で守りつづけてきた『和田屋』の歴史を担う大切な道具のひとつとも言えるだろう。

 

道具というのは、使いつづけることが大事だね。

壊れたら新しいものを買うんじゃなくて、きちんと修理して、また頑張ってもらう。

使い手の思いに、道具はしっかりと応えてくれるものなんだよ

 

何軒もの居酒屋が立ち並ぶ「阿佐ヶ谷スターロード商店街」で、40年近く愛されつづけてきた「和田屋」。

きっと今日もおふくろの味を求めて、会社帰りの多くのサラリーマンでにぎわうことだろう。

 

■今回ご紹介した道具

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【鉄鍋】

『和田屋』の味を支えつづけてきた鉄製の鍋。

家庭ではアルミ製やホーロー製、ステンレス製などが一般的だが、

手入れをしっかりとすれば錆にも強く、実は一番長持ちするのが鉄鍋だと言われている。

 

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