ナマ声 バイト2

店長も思わず吹き出した うちの店で見た、聞いた「言い間違い&聞き間違い」

飲食店で働いていると、使い慣れない敬語を使ったり、珍しいメニュー名があったり、また、スタッフ間では専門用語が飛び交ったりと、ふだんとは違った言葉を使う場面が多々あります。

 

だからこそ、ついうっかり変な言葉を口にしてしまったり、お客様の言葉を聞き違えたりするスタッフも実はけっこういるようです。

 

というわけで、今回は、店長が思わず笑ってしまった「言い間違い&聞き間違い」場面を集めてみました。

 


 

レジで領収証を求めるお客様に「お宛名は?」とスタッフのTさん。お客様は「権田です」と一言。するとTさんはスラスラと領収証を書き終えると、「お待たせしましたゴンザレス様」とニッコリ。「権田(ごんだ)です」が「ゴンザレス」に聞こえたらしく……。領収証を受け取るお客様の肩がぷるぷる震えていました。

(M・Sさん@カフェ店長)

その後Tさんのニックネームは「ゴンザレス」「ゴンちゃん」で定着したのだとか。

ナマ声 聞き間違え

 

席に着いたお客様に「灰皿はご利用ですか?」と聞くと「すいません」と言われたので、吸わない方なのだと思い灰皿は持っていかなかったのですが、その後すぐ「すいません、灰皿ください」と言われたので、ああ、さっきのお返事は「吸いません」ではなくて、「ありがとうございます」の意味での「すいません」だったのかと。こちらも慌てて「すいません!」と言ってしまい、お客様にも笑っていただけたのでよかったです。

(N・Fさん@喫茶店店長)

「すいません」と「吸いません」はアクセントも同じですしね。コミュニケーションのすれ違いも時には楽しいです。

 

 

ファミレス店長です。お客様が呼び出しボタンを押すと、「3番さんコールです」と気付いた人が声に出してスタッフに伝えているんですが、その日、3番テーブル担当だった新人のG君は、その声を聞いて、なんとお客様のところに「氷」を持っていき、お客様に「?」という顔をされて戻ってきました。「3番さん氷ですって言いましたよね?」というG君に、スタッフ一同笑いを堪えるのに必死でした。

(H・Yさん@ファミレス店長)

新人さんの素直な対応が微笑ましいです。お客さんの不思議顔が目に浮かぶよう。

 

 

気を抜くと「真鯛のカルパッチョです」と言うべきところを、「真鯛のパルカッチョです」と言ってしまったり、黒板に書くおすすめメニューの「カルボナーラ」が「ガルボラーナ」になっていたりするバイトリーダーのR君は、先日も「シーザーサラダ」のことを「ジーザーサラダ」と言っていました。どうも濁点、半濁点のカタカナに弱いみたいです。

(K・Kさん@イタリアンレストラン店長)

ニュアンスで伝わるので大丈夫と、店長さんも言い間違いを楽しんでいるようでした。

 

 

毎年5月とか6月は、大学に入ったばかりの学生アルバイターが働き始める時期なんですが、この時期の新人さんたちは「店長!」と呼ぶところを「先生!」と言い間違える確率が高いので、ああ、今年もこの季節が来たなあと実感します。

(F・Aさん@カフェ店長)

初めてバイトを経験するスタッフにとっては、店長も先生のような存在なのかもしれませんね。

 

 

ちゃきちゃき働くベテランスタッフのSさんは、威勢もよくて声もよく通るんです。ある日、レジでのお会計を担当している時「はい、100万円入ります!」という声が店中に響き渡って店内がザワつきましたが、「1万円」の間違いだと気づいたSさんは「1万円も100万円のありがたさ! 毎度ありがとうございます!」とすかさず切り返し、お店の雰囲気を明るくしてくれました。

(K・Kさん@お好み焼き店店長)

言い間違いはその後のフォローにも個性が出ますね。Sさんの機転はさすがベテランです。

 

 

高校生アルバイターのお母様が、その子が勤務中にお店に食べに来てくれたので、店長として挨拶をさせてもらいました。「本当によく働いてくれて」と言うつもりだったのに、「本当によく食べてくれて」と言ってしまい冷や汗が……。でもお母様も「うちでもよく食べるんですよ」と爆笑してくれたので救われました。いや、いつもまかないを美味しそうに食べてくれるので、つい……。

(U・Iさん@和食店スタッフ)

お母様への挨拶でその言い間違いは気まずいですよね(笑)。笑ってくれてよかったです。

 

 

メニューを見たお客様に「とりおやじって何ですか?」と聞かれることが多いんです。それ、「とりおやじ」じゃなくて「とりおじや」なんですけどね……。お酒が入ると平仮名を読み間違う人が多いようで。もういっそのこと「とりおやじ」というメニューも作ろうかと考えているところです。

(T・Yさん@居酒屋店長)

「とりおやじ」が一体どんなメニューになるのか、いろいろ妄想が膨らみます。

 

 

まだ入ったばかりの新人S君。仕事は真面目にこなす彼なのですが、言い間違いが多くて時々笑わせてくれます。先日は、レジでカード決済を希望するお客様に「暗証番号をお願いします」と言うべきところを、「暗号をお願いします」と真顔で言ってしまったものだから、これにはお客様も「僕、スパイじゃないので」と大爆笑。今日もS君の言動から目が離せません。

(J・Oさん@ラーメン店店長)

暗号を言えたら割引になるサービスとか妄想してしまいました(笑)。S君、いたって真面目なだけに可笑しさ倍増です。

ナマ声 暗号

 

 

忙しくなってくると時々とんでもない言い間違いが。ホールスタッフのTさんは、先日、私のことを「店長」ではなく、明らかに「船長!」と呼びました。私が団体のお客様のテーブルに「鮮魚の舟盛り」を運んだ後だったからかもしれません。その声を聞いていたお客様は「ビール吹くわ!」と言っていました。

(H・Iさん@居酒屋店長)

舟盛りを運ぶ店長の姿が、荒波に向かう漁船の船長に重なってしまったのでしょうか。Tさん最高ですね。

 

 

<今日の一言>

 

「楽しい言い間違いは職場のスパイス」

 

勤務中はお客様への気配りや丁寧な接客を心がけ、店長をはじめスタッフ全員が、少なからず緊張感を持って働いている中で、ついやってしまう言い間違いや聞き間違い。

 

業務に深刻なダメージを与えるわけではない、思わずクスッと笑ってしまうような言い間違いは、逆に職場の空気を和ませてくれるものだったりもします。

 

真剣に働いているからこその可笑しさというのもありますよね。

 

みんなで一緒に笑いあえる空気感は、職場の雰囲気が良い証拠です。

 

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